拘束邦人29人の逮捕状請求へ カンボジア拠点、特殊詐欺疑い 愛知県警

カンボジア北西部の町ポイペトを拠点とした特殊詐欺事件で、愛知県警が、現地で身柄を拘束されている日本人29人について、かけ子として関与した疑いが強まったとして、詐欺容疑で逮捕状を請求する方針を固めたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。 県警は8月下旬にも捜査員約80人を現地に派遣する予定。チャーター便で29人を日本へ移送し、逮捕する方針。 捜査関係者によると、29人はポイペトの拠点から警察官を装って日本に電話し、マネーロンダリング(資金洗浄)などの捜査と偽って現金を要求し、だまし取った疑いが持たれている。うち3人は10代という。

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