「従業員がスロット台の情報をもらした」当選確率の高いパチスロの設定情報を不正に入手して利用か パチンコ従業員の男と常連客の女を逮捕

パチスロの設定情報を不正に入手して利用したとして、パチンコ従業員の男と、常連客の女が逮捕されました。 不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたのは、帯広市のパチンコ店従業員の男(46)と、常連客で釧路市の会社員の女(49)です。 2人は、今年3月、男が勤務する道内のパチンコ店で、共謀の上、営業秘密であるパチスロの設定情報を不正に入手して利用した疑いが持たれています。 警察によりますと、男は、当時、パチンコ店のアシスタントマネージャーとして、パチンコ台の設定などを管理する立場で、当選確率の高いパチスロの情報を、常連客だった女に教えていたということです。 被害額は明らかになっていません。 5月8日、店舗関係者から「従業員がスロット台の情報をもらした」と警察に相談があり、捜査をすすめたところ、2人の容疑が明らかになり、7月30日、逮捕に至りました。 警察の取り調べに対し、パチンコ店従業員の男(46)は「事実で間違いない」、常連客の女(49)は「私がしたことに間違いない」と容疑を認めているということです。 警察は、2人に余罪がないかどうかも含め、手口などについて捜査しています。

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