通報でかけつけた救急隊員の顔を殴ったとして警察は7月31日、高知市の60代の男を公務執行妨害の疑いで逮捕しました。男は酒を飲んでいました。 公務執行妨害の疑いで逮捕されたのは、高知市桟橋通4丁目の無職・西森博志容疑者(64歳)です。 警察によりますと、西森容疑者は7月31日午後5時ごろ、通報を受けて西森容疑者の自宅を訪れていた20代男性救急隊員の顔を殴った疑いが持たれています。 西森容疑者は「具合が悪い」と自ら119番通報していて、かけつけた救急隊員が西森容疑者の健康状態を確認していたところ、西森容疑者が隊員の顔を1発殴ったということです。ほかの救急隊員からの通報を受けた警察が現場にかけつけ、西森容疑者を現行犯逮捕しました。 西森容疑者は1人暮らしで、犯行当時は酒を飲んでいました。被害にあった隊員にケガはありませんでした。 警察の調べに対して、西森容疑者は「態度に腹が立った」と容疑を認めているということです。警察では詳しい動機や経緯について調べています。