マッチングアプリで知り合った男性に、偽の損害賠償請求書の画像を送りつけて、現金650万円をだましとったとして、愛知県名古屋市に住む女(24)が警察に逮捕されました。 偽造有印私文書行使と詐欺の疑いで逮捕されたのは、名古屋市中区に住む自称・店員の鈴木さくら容疑者(24)です。 警察によりますと、鈴木容疑者は2023年1月、マッチングアプリで知り合った公務員の男性(40)にSNSのメッセージ機能を利用して「わたしの不注意で派遣先の機械を壊しちゃって」「670万円です」などとうそを言ったうえ、「損害賠償請求書 鈴木さくら様 機械装置費670万円」と書かれた偽の請求書の画像を送りつけ、名古屋市昭和区内の公園や中区の喫茶店で現金計650万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察の調べに対し、鈴木容疑者は「細かいことは覚えていないが、事実です」と容疑を認めています。 警察は、詳しい動機や余罪の有無などを詳しく調べています