福岡県太宰府市で、生後間もない女の子の遺体を遺棄したとして逮捕された35歳の母親が5日、殺人の疑いで再逮捕されました。 取り調べに対し母親は黙秘しているということです。 殺人の疑いで再逮捕されたのは、太宰府市通古賀の無職西麻紀容疑者（35）です。 西容疑者は今年3月、自宅のアパートで生後間もない女の子の口と鼻を塞いで、窒息死させた疑いが持たれています。 警察によりますと女の子は生後数分から十数分間、自発呼吸していたとみられ、西容疑者は自宅で出産したあと、女の子の遺体をごみ袋に入れて放置したとして先月、逮捕されました。 当時、西容疑者は妊婦健診を受けていなかったということです。 取り調べに対し当初、「意識がもうろうとし、出産した認識もなく、ビニール袋に入れたのが子供という認識もなかった」などと話していましたが、現在は黙秘しているということです。