札幌市東区のアパートから、消火器計6本を盗んだとして、56歳の無職の男が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む56歳の無職の男です。 この男は、2025年2月26日から3月12日までの間に、2軒のアパートから、消火器合計6本(時価合計4万2000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。 被害に気付いたアパートの管理人らが「アパートから消火器が盗まれた」と警察に通報し、警察は付近の防犯カメラの映像などから捜査を進め、8月6日に男を逮捕しました。 警察によりますと、被害に遭ったアパートはエントランス部分にオートロックが無く、消火器は誰でも入ることができる共用スペースに設置されていたということです。 男は、盗んだ6本の消火器のうち、少なくとも5本を札幌市内のリサイクルショップに売却していました。 警察の取り調べに対し、男は「消火器が売れることを知って盗みました」と容疑を認めていて、「お金が欲しかった」という趣旨の供述をしているということです。 札幌市東区では、2025年2月から3月にかけて、アパートから消火器が盗まれる被害が数件確認されていて、男は余罪をほのめかしているということから、警察が関連を調べています。