高速バスで“偽造”回数券を使用か 本物をカラーコピー?58歳団体職員の女が計5000円相当の不法利益 同様の被害5件あり、警察が関連捜査

4月、札幌と旭川を結ぶ高速バスで、偽造した回数券を使用したとして、58歳の団体職員の女が逮捕されました。 偽造有価証券行使と詐欺の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区に住む、58歳の団体職員の女です。 女は2025年4月24日と27日、札幌と旭川を結ぶ高速バスに乗り、偽造した回数券を運賃箱に入れて、乗車料金合わせて5000円相当の利益を不法に得た疑いが持たれています。 今回の事件が発生する前の4月11日に、「偽のバス回数券を使われた」とバス会社から警察に通報がありました。 通報後も被害は相次ぎ、警察はバスのドライブレコーダーの映像を確認。 すると、4月24日と27日に、女が犯行に及ぶ様子がドライブレコーダーに映っていたことから、警察が8月7日に女を逮捕しました。 警察によりますと、使用された偽造の回数券は、本物をカラーコピーしたようなものだということです。 警察の取り調べに対し、女は容疑を認めているということです。 4月以降、札幌~旭川間の高速バスで、同様の被害がほかにも5件あり、警察は女に余罪があるとみて捜査しています。

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