6月、札幌市東区のマンションで、2~3歳くらいの女の子を置き去りにして外出し、遺棄したとして、24歳の自衛官の男と25歳の妻が逮捕されました。 保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区北45条東7丁目に住む丘珠駐屯地勤務の自衛官の男(24)と、その妻でパート従業員の女(25)です。 2人は6月25日午後2時ごろから、午後3時半ごろまでの間、自宅のマンションに幼い女の子を置き去りにして外出し、遺棄した疑いが持たれています。 付近に住む男性から「おむつのみの2~3歳の女の子を保護している」と110番通報があり、駆け付けた警察官が女の子を保護しました。 警察によりますと、発見された当時、女の子は車の通りの多い「北光線」と呼ばれる「東8丁目篠路通」をまたいだ歩道を1人で歩いていました。 女の子はおむつ姿で、ほかになにも身に着けておらず、裸足だったということです。 女の子にけがはありませんでした。 警察の取り調べに対して、女の子の両親は、「間違いありません」と容疑を認めたうえで、「買い物などをしていた」と説明しているということです。 女の子は両親と同居の3人暮らしで、警察は置き去りにする行為が常態化していなかったかも含めて、経緯などを詳しく調べています。