複数回下半身を押し付け…山形大学の教授が痴漢の疑いで現行犯逮捕 事実関係を確認後に処分検討

今月3日、山形大学の教授の男性が東京都内で、いわゆる痴漢の疑いで現行犯逮捕されたことを受けて、山形大学はきょう会見で、男性の処分については学内に設置した調査委員会で事実関係を確認したあとで決めたいとしました。 捜査関係者によりますと今月3日の朝、山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンターに「産学連携教授」として勤務する65歳の教授の男性が、東京都内の京急線の車内で目の前の席に座っていた女子大学生の右ひじに複数回下半身を押し付けた疑いで現行犯逮捕されました。 その後男性は調べに対し「すみません」と容疑を認めています。 こうした事態を受け、きょうの定例会見で大学側は。 山形大学 玉手英利 学長「まず学長としては、こういった事態が起こったということは厳粛に受け止めている」 山形大学では3月、飯田キャンパスに勤務する准教授が部下に対するパワハラ行為などがあったとして停職1か月の懲戒処分を受けるなど不祥事が続いています。 山形大学 宮内健二 理事「パワハラの事件とか職員についてはきちんとそのようなことがないようにしていかないといけないというのはご指摘の通り。県民また国民全体に信頼していただけるように、このような事件もあったということを踏まえながら対応していきたい」 大学側は5日の夕方に釈放された男性とすでに電話で話をしていて今後捜査の経過を見守り、事実関係が判明し次第学内で設置した調査委員会で、処分の内容を検討するとしています。

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