今年6月、愛知県豊田市のマンションで、交際相手の19歳の女性を殺害したとして逮捕された20歳の男が名古屋拘置所で死亡していたことが分かりました。 名古屋拘置所は4日、勾留中の20代の男が死亡したと発表しました。 その後の捜査関係者への取材で、死亡したのは今年6月、豊田市のマンションで、交際していた19歳の女性を包丁で刺し、殺害したとして逮捕された男だったことがわかりました。 名古屋拘置所によりますと、男は７月、ヘアゴムで首を締め自殺を図ろうとしたため、フォークや箸、タオルなどの使用を制限されていましたが、８月、部屋でタオルケットを首に巻き付けた状態で発見され、その後、死亡したということです。 遺書が見つかっていて、自殺とみられています。 検察は男の刑事責任能力の有無などを調べるとしていましたが、容疑者死亡により不起訴となる見通しです。