今年6月、三次市で軽自動車を運転中、交通トラブルで口論となった男性とその父親をひき逃げした疑いで無職の男が再逮捕されました。この事件の1カ月後、男は自分に気づいた父親が車にしがみついてきたところをそのままの状態で走行したとして殺人未遂の疑いで逮捕されていました。 ひき逃げなどの疑いで再逮捕されたのは、三次市の無職竹丸弘法容疑者(56)です。 警察によりますと、竹丸容疑者は今年6月、三次市の駐車場で交通トラブルで男性(27)と口論となっていた最中、軽自動車をバックで走らせ、男性の右足をひきました。その後逃げようとした竹丸容疑者を止めようと車の前に立ちふさがった男性の父親(49)もはね、その場から逃げた疑いがもたれています。 男性は軽傷を負い、父親にけがはありませんでした。 警察の調べに対し竹丸容疑者は、「相手の足をひいた覚えはありません」、父親のひき逃げについても「覚えていない」といずれも容疑を否認しています。 竹丸容疑者はこの事件の1カ月後に男性の父親と再会。その父親が、車のボンネットにしがみついた状態であるにもかかわらずおよそ100メートル走行し軽傷を負わせたとして、殺人未遂の疑いで逮捕されていました。