大阪市福島区で7月、男性2人が催涙スプレーのようなものをかけられて3000万円相当の腕時計を盗まれた事件で、大阪府警は新たに21歳の男を逮捕しました。 強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、兵庫県尼崎市の職業不詳岸上凌大容疑者(21)です。 岸上容疑者は先月15日、大阪市福島区の路上ですでに逮捕されている3人の男と共謀し、自営業の20代と30代の男性2人に対し顔などに催涙スプレーのようなものを噴射するなどの暴行を加え、男性の乗用車から腕時計1個(時価3000万円)を盗んだ疑いがもたれています。 警察が近くの防犯カメラ映像を調べたところ、岸上容疑者とみられる男が仲間とみられる男らと車で現場付近へ向かう様子が映っていたということです。 警察は他にも事件を指示した人物がいる可能性もあるとして捜査しています。