万博で万引きしたとして逮捕された2人は東京から無賃乗車で来ていたと話しています。 大阪・関西万博会場内の公式ストアで限定品の「黒ミャクミャク」のぬいぐるみなどを盗み、売却した疑いで窃盗グループ3人が逮捕された事件。 新たに、無職の荒牧賢人容疑者(21)と大学生の名取利恭容疑者(21)が逮捕されました。 容疑者ら5人は東京在住。万博会場までの交通費をとんでもない方法で“節約”した可能性があるといいます。 容疑者らは150円の入場券だけを買い、東京駅の改札を通過。新幹線に無賃乗車していたとみられるのです。 大阪市内の万博会場が目的地の容疑者らは、なぜか新大阪駅で降りず、会場をいったん通過する形で新神戸駅まで行き、在来線に乗り換えていました。 なぜ、新大阪駅ではなく新神戸駅だったのでしょうか。 一部の容疑者 供述 「新大阪駅は出入りの警戒が厳しい」 鉄道を撮影する「撮り鉄」仲間だったという容疑者ら。 警察によりますと、一部の「撮り鉄」の間で乗車券なしに改札を出ても「ばれにくい駅」の情報が共有されていた可能性があるということです。 警察は容疑者らが盗んだグッズの売却の利益を大きくするため、無賃乗車でコストを抑えようとしていたとみています。