【08月14日 KOREA WAVE】韓国・大田市(テジョンシ)で元交際相手の女性を殺害した20代の男が被害者の葬儀場を訪れたのをきっかけに逮捕された事件で、男が「本当に死んだのか確認したかった」と供述していたことが分かった。 男は7月29日に30代の女性を凶器で殺害したとして殺人容疑で逮捕された。男は「一緒に釜山(プサン)へ行こう」と女性を誘い出したとされる。 調べによると、男は交際中に女性のためにバイクをリースし、カード代やリース料も支払っていた。「金銭的に支援していたのに無視された」と動機を供述している。 事件当日、男は凶器を用意し、シェアカーで女性の自宅近くへ移動。女性の自宅に一緒に入ろうとしたが拒否され、激高して駐車場で刺したとみられる。 その後、男はシェアカーやバイク、徒歩などで逃走し、翌日には別のレンタカーで被害者の葬儀場を訪れていた。 男は逮捕前に車内で服毒自殺を図って入院していたが、5日に退院し、警察の取り調べを受けた。 被害女性は事件前に「殺されるかもしれない。怖い」と家族に漏らしていた。交際中の暴力に関して警察には計4回の通報があったが、スマートウォッチの着用など保護措置は望んでいなかったという。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News