来年1月で発生から19年、京都精華大生刺殺で京都府警が情報提供求める

京都市左京区の路上で平成19年、京都精華大マンガ学部に通う千葉大作さん=当時(20)=が刺殺された未解決事件で、京都府警下鴨署が阪急烏丸(からすま)駅で利用者らにポケットティッシュを配るなどし、情報提供を求めた。目撃情報などから、府警は直前に千葉さんとトラブルになっていた男を容疑者と断定し捜査を進めているが、逮捕には至っていない。 府警によると、千葉さんは平成19年1月15日午後7時45分ごろ、自転車で友人のアパートへ向かう途中、何者かに胸や腹などを刃物で刺され殺害された。目撃情報などから犯人は当時20~30歳の男で、身長は170~180センチ。髪型はボサボサのセンター分けで、登山靴を履いていたとされる。 来年1月で事件は発生から19年となる。府警はこれまで、男の似顔絵を公開するなどして情報を求めている。 事件は、解決につながる情報提供者に最高300万円を支払う「捜査特別報奨金制度」の対象。情報提供は下鴨署捜査本部(0120・230・663)。(小野田銀河)

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