富士署や静岡県警捜査3課、埼玉県警などの合同捜査班は20日までに、窃盗の疑いでブラジル国籍、磐田市壱貫地、自称自動車販売修理業の男（25）ら4人を逮捕した。4人は高級車を狙った窃盗グループの一員だったとみられている。 ほかに逮捕、再逮捕されたのは同国籍、掛川市吉岡、無職の女（27）、埼玉県羽生市神戸、土木作業員の男（21）、同県加須市間口、無職の男（21）＝窃盗未遂容疑などで逮捕＝の3容疑者。 4人の逮捕、再逮捕容疑は共謀して4月22～23日に相模原市内で、男性会社員（51）が所有する乗用車1台など（計約377万円）を盗んだ疑い。合同捜査班によると、車は全国で窃盗被害が相次いでいるトヨタの「クラウン」。特殊な機械でエンジンをかける手口で盗んだとみられる。 自称自動車販売修理業の男と、無職の女の両容疑者は、4月下旬に同市内でトヨタの「ランドクルーザー」1台を盗もうとしたとして、窃盗未遂の疑いでも逮捕された。