俳優の水谷豊(73)と寺脇康文(63)による国民的刑事ドラマ『相棒 season24』(テレビ朝日系、水曜夜9時〜)が、10月から放送されることが発表された。そんななか、ドラマ公式の宣伝文句などから、視聴者は“あの男”の再登場に期待している——。 『相棒』は、水谷演じる警視庁特命係の刑事・杉下右京が、“相棒”と事件を解決していく物語。寺脇は右京の相棒刑事・亀山薫を引き続き演じる。亀山は右京の初代相棒として2000年のドラマ開始時からseason7(08年10月期)まで務めたのち、物語から一時退場。season21(22年10月期)から5代目相棒として復帰した。 同作は2000年放送の特番を経て2002年10月から連続ドラマとしてシリーズ化し、今年で25年目。これまで多くの魅力的なキャラクターが登場してきたのだが、今回の宣伝文句《『season24』では、右京と薫はもちろんのこと、長きにわたってシリーズを支えてきた名キャラクターたちが集結》にファンは反応。 《甲斐享ゲスト回も願っています》 《右京さんの力でカイト復活させてくれないかな》 《あの、成宮さん芸能活動復帰されましたし、もしかしたらもしかするんでしょうか……カイトくん出てくるかな》 など、成宮寛貴(42)演じる3代目相棒・甲斐亨(通称カイト)の再登場に期待する声が多く寄せられているのだ。 「視聴者が成宮さん演じる甲斐の復活を願ってやまない理由は2つですね。1つは、あまりにも後味の悪い退場劇だったこと。そして、現実でも成宮さんが芸能界を引退していたことで再登場が絶望視されていたのが、風向きが変わりつつあるからですよね」(女性誌編集者) 甲斐亨は、『相棒』のseason11(12年10月期)から登場。初代相棒の亀山、2代目相棒の神戸尊(及川光博/55)と比べて、”若者らしさ“があるキャラとして人気を博した。 ところが、season13(14年10月期)の最終回「ダークナイト」で、甲斐の裏の顔が、警察の手が及ばない悪党だけを狙う連続暴行犯・ダークナイトであり、右京とのコンビ結成後も犯行を繰り返していたことが判明。 真相を突き止めた右京に逮捕され、懲戒免職となり特命係を去ることになった。その後、24年元日放送の『相棒season22元日スペシャル』では甲斐の恋人・悦子(真飛聖/48)が再登場し、現在も服役中であることが判明した。