岩手県岩手町の佐々木光司町長(66)が22日朝、同町江刈内の自宅敷地内で、訪ねてきた男に顔を殴られた。町によると、町長にけがはなく、その後出勤し、公務をおこなったという。 通報で駆けつけた岩手署員が、刃物を所持していた同町の無職の男(69)を銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕した。刃渡り約10センチの刃物を、正当な理由なく服の中に隠し持っていた疑いがある。黙秘しているという。 町によると、佐々木町長は自宅敷地内で男に対応した際、顔を平手打ちされたという。午前8時40分ごろ、町長が町に被害を報告し、町が署に通報した。町長と男は面識があったとみられる。 佐々木町長は元町職員。2018年5月の町長選で初当選し、現在2期目。(坂田達郎)