“赤ちゃん虐待”の影に潜むえん罪 弁護士資格持つ記者が迫る法廷の攻防

一時ニュースなどでよく耳にした〝揺さぶられっ子症候群〟。2010年代に赤ちゃんを激しく揺さぶって虐待し、重い後遺障がいや死に至らしめたとして、親などの家族が警察に逮捕・検察庁から起訴されるケースが相次いだ。幼き命を守る使命感に燃え取り組む医師たち。一方で無実を訴える被告と寄り添い事故や病気の可能性を指摘する弁護士は〝えん罪撲滅〟の意識で懸命に無罪を勝ち取っていく。虐待をなくそうとする正義とえん罪をなくそうとする正義の激しいぶつかり合いが各地で展開された。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加