福島署は23日朝、福島市の国道13号信夫山トンネル付近で、飲酒運転など悪質な交通違反の取り締まりを目的とした大規模検問を実施した。酒気帯び運転の疑いで1人を逮捕し、免許不携帯で2人を摘発した。 同署と県警自動車警ら隊から13人が参加した。午前6時~同8時までの間、通過する一台一台に停止を求め、ドライバーの呼気を確かめ、免許証の有無を確認した。 同署によると、管内の2025(令和7)年の飲酒運転摘発件数は23日時点で41件だった。このうち朝から日中の時間帯が約半数を占めたという。昼夜問わず検問を実施し、飲酒運転撲滅への取り組みを強化している。 佐藤桂史地域交通官は「悲惨な事故を起こさないために、アルコールが完全に抜けるまで運転は絶対にしないでほしい」と呼びかけた。 (県北版)