英国から麻薬含んだグミ状の固形物など輸入しようとした疑い 横浜税関が大学生を告発

横浜税関は26日、関税法違反の疑いで、英国籍の茨城県取手市、大学生の男(23)を横浜地検に告発した。 告発容疑は、氏名不詳者と共謀して、2024年12月~今年3月の間、英国から3回にわたり、麻薬のテトラヒドロカンナビノールを含む液状物計5本(計約4グラム)と同麻薬を含むグミ状の固形物(約285グラム)、麻薬のサイロシビンとサイロシンを含む植物片(約3グラム)を国際郵便で輸入しようとした、としている。 同税関は、男の認否を明らかにしていない。 同税関によると、見つかった植物片や液状物の一部はA4サイズの封筒に、ほかの液状物とグミは段ボールに入っていた。植物片と液状物は銀色の袋で包んだ上で透明のビニール袋に入れられており、グミは透明のビニール袋で包み、さらに上から黒のビニール袋で包んでいた。いずれも横浜税関川崎外遊出張所の検査で発見され、送り先は男の自宅だった。 男は今年7月、同法と麻薬取締法違反の疑いで関東信越厚生局麻薬取締部横浜分室に逮捕されていた。

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