あおり運転疑い、武雄市の28歳男逮捕 佐賀県内初 ハイビームで接近

あおり運転で他の車の通行を妨げたとして、武雄署は27日、道交法違反(妨害運転)容疑で、武雄市武雄町武雄、自称自営業の男(28)を逮捕した。あおり運転を厳罰化した改正道交法が2020年6月に施行して以降、同容疑での逮捕は佐賀県内で初めてとなる。 逮捕容疑は4月29日午後7時29〜32分ごろ、武雄市内の国道34号で軽乗用車を運転中、通行していた軽バンに対して急ブレーキをかけたり著しく接近したりした疑い。「事実は認める。相手方の車を確認してほしい」などと供述している。 同署によると、軽乗用車は急ブレーキの後、追い抜いた軽バンに接近してハイビームで追走するなど、約2キロにわたって通行を妨害したとみられる。5月1日に軽バンを運転していた40代男性が被害を届け出た。軽バンに搭載していたドライブレコーダーや防犯カメラの映像などから容疑を裏付けた。

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