大森南朋(53)、嵐の相葉雅紀(42)、松下奈緒(40)がトリプル主演するテレビ朝日ドラマ「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」(水曜後9・00)の第8話が27日に放送された。衝撃のラストシーン、走り出す2人、そして次回最終回の予告に、放送終了直後からSNS上では驚きの声や早くもロスの声も多く上がった。 同作は2009年に警視庁に新設された分析・追跡に関して最先端の捜査を行う専門部隊・SSBC(捜査支援分析センター)を舞台にした新しい刑事ドラマ。大森、相葉が所属するSSBCが最先端技術を駆使して犯人を追い詰めていく様子を描く。7月9日にスタートした同作。第1話はTVer総合ランキングでも堂々の1位を獲得。テレビ朝日水曜9時枠作品の初回放送としては歴代1位を記録した。続く第2話から第6話の放送後もTVerランキング1位を獲得。総再生数は1220万回を突破するなど、最終章に向けて大きな反響を集めている。 <※以下、ネタバレ有> 第8話は「消えた×××」。夜の路地裏で突如銃声が響き、男性が腹部を撃たれる。近くを通りかかった男性の通報で臨場した伊垣修二(大森南朋)は、搬送される人物を見てがく然とする。男性は元警察官で伊垣の先輩でもある加茂雄作(螢雪次朗)だった。加茂が撃たれた銃は、警察官が使用するものと同じ38口径。事件当夜、現場付近の警察官が挙動不審な人物を見かけ声をかけるも、逃走されてしまっていた。一課とSSBC強行犯係が捜査する中、搬送された病院で生死の境をさまよう加茂のもとを久世俊介内閣官房長官(佐藤浩市)が見舞いに訪れる。久世から事件の早期解決を厳命された八重樫雅夫捜査一課長(遠藤憲一)は、なんとしてでも被疑者を特定しようと発奮する。やがて、加茂を撃った拳銃が22年前のホームレス射殺事件で使用されたものと同じものであることが判明。しかもその拳銃は当時の現職警官から奪われたもので、その警官は加茂だったまさかの事実に当惑する伊垣。そして名波凛太郎(相葉雅紀)もまた、衝撃の事実に戸惑いを隠せずにいた。なぜ加茂は奪われた“自身の拳銃”で撃たれることになったのか、拳銃を奪ったのと加茂を撃ったのは同じ人物なのか、そして久世はなぜはるか昔に退官した加茂の容体を気にかけ、捜査一課に犯人逮捕を厳命したのか――全ての疑問を払拭するため、伊垣と青柳遥(松下奈緒)は名波に「久世官房長官に話を聞きたい」と願い出る…という展開だった。 元警察官銃撃事件により掘り起こされたが22年前の事件。久世の口からは、加茂との知られざる関係、そしてSSBCを創設するに至った経緯が語られた。複雑に絡み合う過去と現在、浮かび上がる疑惑と謎の衝撃の真実に、放送中からSNS上は沸騰。久世の望んだ「デジタルとアナログの融合」による捜査、それがまさにSSBC創設の原点だった。 そしてラストシーンで「アナログの尾行」で容疑者を突き止めた青柳が防犯カメラの死角に「消えた…」。「デジタルの防カメ映像」で元妻・青柳の足取りを見届けた伊垣は「遥…っ!」とつぶやき、走り出す。その後を追いかけ走る名波。「逃げ切れると思うなよ」。緊迫の激アツ展開にネット上では「ハラハラドキドキ…あっという間の1時間!しかも次回が最終回予告!感情が追いつかん!」「はるか…の声にしびれた。かっこいいぞ伊垣」「遥(松下奈緒)さん、倒れ方まで美しい!」「伊垣の心の声、いや…つい出ちゃった遥呼びが最高でした涙」「ホームレスではなく捜査員…まだまだ謎があった…遥さん、危ない!」「元夫婦の絆と名波の思い…アツい!アツすぎる」「ええええええええええええっ最終回?もうロス確定やん…」「アロハシャツの男、何者?どうつながるの?まだ謎だらけなのに次回最終回?」「加茂さんや青柳さんのアナログが追い詰め、SSBCの最先端デジタルがとどめを刺す!来週が待てない」「遥呼び、泣けた涙」など怒とうの展開と新たな謎、そして遥の拉致に走る元夫・伊垣のつぶやきに胸を熱くするファンの声や驚きの声で大盛り上がりとなった。