神戸女性刺殺事件の3日前にも、別の女性の後をつけていたか 谷本将志容疑者の勤務先の寮での暮らしは…「女性のところに遊びに行ったりするようなこともなかった」【news23】

神戸市のマンションで女性が殺害された事件から1週間。事件までの足取りが、少しずつ明らかになってきました。男が事件の3日前に、被害者とは別の女性の後をつけていたとみられることが新たに分かりました。 ■勤務先の社長「お酒飲んで暴れることも、女性のところに遊びに行くこともない」 今月20日、神戸市のマンションで、住人の女性(24)の胸などをナイフで数回刺し、殺害した疑いで逮捕された谷本将志容疑者(35)。 27日朝、東京・新宿区にある谷本容疑者の勤務先の社員寮で、家宅捜索が行われました。 事件直前まで谷本容疑者が暮らしていた部屋には、Tシャツやダウンなど10着以上の衣服がつり下げられ、洗濯物は干したままになっています。 窓際にはみりんなどの調味料が所狭しと並べられ、鍋などが山積みになっています。 記者 「たばこを吸っていたのでしょうか、ライターが落ちています」 さらに、枕元には雑然と置かれた2つの位牌も。 谷本容疑者の勤務先の社長 「部屋は個室になっていまして、トイレとお風呂だけは共同です」 谷本容疑者の生活ぶりについて、勤務先の社長は… 谷本容疑者の勤務先の社長 「(谷本は)お酒飲んでも暴れるとか、そういうこともないですし。あとは女性のところに遊びに行ったりするようなこともなかったですしね」 ■容疑者の“異様な行動” 事件3日前には別の女性のあとをつけたか 事件の3日前から休暇をとり、神戸に滞在していたという谷本容疑者。 防犯カメラの映像や捜査関係者への取材から、神戸にいた4日間の“異様な行動”が明らかになってきました。 事件3日前の17日、防犯カメラには被害者の女性が勤める会社のすぐ近くを歩く、谷本容疑者とみられる男の姿が写っています。神戸に入ったその日から、女性の勤務先付近をうろついていたのでしょうか。 さらにこの日、谷本容疑者とみられる男が別の女性の後をつけていたことが、新たにわかりました。 捜査関係者によると、谷本容疑者とみられる男が、被害者とは別の20代の女性の後をつけ、マンションのオートロックをすり抜けていたということです。 女性はマンションに入った後、男の存在に気づいてエレベーターに乗るのを避け、けがはありませんでした。 谷本容疑者の逮捕後、女性が警察に情報提供し、発覚したということです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加