◇関西六大学野球秋季リーグ戦 大商大4―3大院大(2025年8月30日 GOSANDO南港) 大商大の蜷川大(4年)が開幕戦に「5番・捕手」でフル出場し、1安打を放って勝利に貢献した。 大商大は今春のリーグ戦で連盟記録を更新する7季連続優勝を達成。蜷川は5月20日の大経大戦に「5番・捕手」で先発し、リーグ優勝に大きく貢献した一人だった。しかし、翌21日に15歳の少女への不同意性交容疑で逮捕。チームは6月の全日本大学野球選手権への出場権を得ていたが、大学側は5月28日に公式サイト上で同選手権の出場辞退を発表した。その後、蜷川は6月10日に不起訴処分で釈放。無期停学が解かれた7月26日からチームの練習に参加し、秋季リーグでの復帰を目指していた。 高瀬義和監督代行は蜷川が復帰した際「“こういう状況だから、しっかりしろよ”と声をかけました」と振り返り、この日のスタメン起用については「(復帰後の)練習に取り組む姿勢が、いつも以上にいいと思っているので。僕としては、使うべき人間を使った」と説明した。 所属する関西六大学野球連盟からは、5月21日から7月20日まで対外試合の自粛勧告を受け、実戦感覚を取り戻すのが難しい状況だった。1点差の接戦を制しての白星発進に高瀬代行は「開幕ゲームで固くなっていたが、こういう展開になると思いながら見ていた」と、ホッとした様子だった。