"在日不良ベトナム人"=「ボドイ」の犯罪が悪質化している!

技能実習生として来日するも職場から逃亡、やがて日本の闇の中で生きるようになったベトナム人、通称「ボドイ」(ベトナム語で「兵士」の意味)。彼らによる窃盗などの犯罪は、かつてより大規模に、巧妙になってきた。 中国や東南アジア諸国の"悪い人たち"とネットワークをつくりつつあるボドイ犯罪の今を、ルポライターの安田峰俊氏が追った。 ■銅価格の高騰とともに盗難件数も急増 近頃、日本の地方社会を震撼させているのが、電力供給や通信回線などわれわれの生活に幅広く使われる「銅線」の窃盗問題だ。 今月、滋賀県近江八幡市のマンション建築現場から銅線7.5㎞(100万円相当)が盗まれた。前月には福岡県の複数の農園でも同様の被害が起きている。 今年5月以降、神奈川、茨城、長野、福島など各県で野球場のナイター設備の銅線ケーブルが次々と盗まれ、高校野球地方大会への影響が懸念された。 また、昨年9月には群馬県嬬恋村の万座温泉スキー場が300万円以上相当の銅線盗難に遭い、リフト5機のうち4機が稼働不能に。同冬は営業の大幅縮小を余儀なくされている。 太陽光パネル施設の銅線ケーブルの被害も大きい。警察庁の調べでは、昨年の全国の太陽光発電施設における金属ケーブル窃盗の認知件数は7054件で、前年から1693件増。 相次ぐ窃盗により保険会社の保険金支払額が急増し、保険料も高騰した。そのことが事業者の収益を圧迫、太陽光パネル産業全体が岐路に立たされているという。 摘発例を見る限り、銅線窃盗は発生件数、被害金額共に外国人犯罪者によるものが明らかに目立っている(もちろん、日本人の摘発例もゼロではない)。 例えば今年7月、神奈川県川崎市の工事現場の銅線約2.9t(350万円相当)を盗んだ容疑で摘発されたのはベトナム人の若者2人。彼らのグループは、関東を中心に6都県で約50件の銅線窃盗に関与した可能性があるとされる。 また、今年6月に太陽光パネル施設の銅線窃盗の疑い(被害総額1.2億円相当)で逮捕されたのはカンボジア人、昨年6月に銅線3t(539万円相当)の窃盗で摘発されたのもカンボジア人とベトナム人だった。

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