スーパーでセルフレジに虚偽の情報を入力し、支払い代金をごまかしたとして、札幌市厚別区に住む無職の71歳の男が電子計算機使用詐欺の現行犯で逮捕されました。 男は9月2日午後2時10分ごろ、札幌市厚別区厚別中央2条5丁目のスーパーで、トウモロコシ6本とサツマイモ2本の計8点(販売価格1075円)を購入する際、セルフレジのタッチパネルでキャベツ1個とタマネギ1個の購入と虚偽の入力をして、165円しか支払わず、910円分の支払いを免れ不当に利益を得ました。 店舗では、男が以前から金額をごまかしているのではないかとマークしていて、この日、私服警備員が男の来店に気付き、レジを使用する様子を監視し、使用直後のレジを確認して不正を発見。男が店外に出たところで声をかけて身柄を確保し、駆け付けた警察官に引き渡しました。 調べに男は「少しでも安く買いたかった」と話しています。 警察は男が同様の手口で不正を繰り返していたとみて、余罪についても調べを進めています。