当時生後8カ月の男児の顔を殴り、けがを負わせたとして、警視庁捜査1課は傷害の疑いで、東京都江戸川区東小岩の会社員、貝原優汰容疑者(21)を逮捕した。男児は交際相手の女性の長男で、貝原容疑者は「いうことを聞かずイライラした」と容疑を認めている。 逮捕容疑は5月2日、生後8カ月だった男児の顔を平手で2回殴り、左顔面の皮下出血など全治15日間のけがを負わせたとしている。 男児は同月6日に発熱し、けいれんを起こして病院へ搬送され、異変に気付いた職員から「虐待を受けている疑いがある」と警視庁に通報があった。 貝原容疑者は犯行の前日から女性と同棲を開始しており、男児との間に血縁関係はなかった。 受診した小児専門の病院では、くも膜下出血や頭蓋骨骨折などの所見も確認されたという。男児は現在、児童相談所で保護され、けがは快方に向かっているという。