松たか子“ネルラ”、阿部サダヲ“幸太郎”へ明かす「やっぱりわたしが布勢を殺したのかもしれない」<しあわせな結婚>

阿部サダヲが主演を務め、松たか子が共演するドラマ「しあわせな結婚」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第8話が9月4日(木)に放送される。 ■夫婦の愛を問うマリッジ・サスペンス 同作は、「妻が抱える大きな秘密を知ったとき、彼女を愛し続けられるのか?」というテーマで夫婦の愛を問う、完全オリジナルホームドラマでありマリッジ・サスペンス。脚本は大河ドラマ「光る君へ」(NHK、2024年)や「星降る夜に」(テレビ朝日系、2023年)などを手掛けた大石静氏が担当する。 人気弁護士・原田幸太郎(阿部)は、生来“ひとり好き”、また仕事に支障が出ることを嫌い、独身を貫いてきた。ある日、入院先の病院で高校の美術教師・鈴木ネルラ(松)と運命の出会いを果たす。感情を表に出さず、ほとんど笑顔も見せないネルラは、頑なに独身主義を貫いてきた幸太郎の結婚観を大転換させるほどに、ミステリアスな魅力の持ち主だった。 電撃結婚に踏み切った2人は、ネルラの父・弟・叔父が暮らすマンションで新婚生活をスタートさせる。しかし、ネルラがひそかに抱えている“大きな秘密”が少しずつ明らかになっていくーーという物語が展開される。 ■板垣李光人、段田安則らが物語を彩る 共演キャストには、板垣李光人、杉野遥亮、岡部たかし、段田安則らが決定。 板垣はネルラの弟・鈴木レオを、杉野は幸太郎・ネルラ夫妻に大きく関わることになる謎の男・黒川竜司(くろかわ・りゅうじ)を、岡部は寛の弟でネルラとレオの叔父・鈴木考(すずき・こう)を、段田がネルラとレオの父・鈴木寛(すずき・かん)を演じている。 ■第8話では―― レオ(板垣李光人)は、煙を吸って1階の自室で意識を失っていた。非常ベルの音で跳び起きた幸太郎(阿部サダヲ)とネルラ(松たか子)、そして寛(段田安則)が大慌てでレオの部屋へ。すると、レオの顔をのぞき込んだネルラの頭に、15年前の事件の日、元婚約者の布勢(玉置玲央)が横たわっている姿がフラッシュバックする。 病院でレオに付き添っていたネルラは幸太郎に、「やっぱりわたしが布勢を殺したのかもしれない」と言い始める。そして、布勢を殺したとして出頭し、逮捕された叔父の考(岡部たかし)は「わたしを庇ったんだと思う」と。 もし本当にネルラが布勢を殺していたとしたら、法律家として夫として、自分はどうしたらいいのか。悩んだ末に幸太郎は、自分で真相を突き止め、真実と向き合う決意を固める。 一方、自分が布勢を殺したと出頭してきた考の捜査を続ける刑事・黒川(杉野遥亮)は、彼の供述に違和感を感じる。 ――という物語が描かれる。 ■「法律家として、夫として、どうしたらいいの」 公式HPなどで公開されている予告動画は、火災報知器が鳴る中部屋に駆け込む寛、ネルラ、幸太郎と、「レオ!!」と駆け寄るネルラの姿からスタート。そこに「お前はやってない」という考の声が重なる。 さらに「第一発見者は、鈴木ネルラです」という黒川の声、「ネルラを助けなければと思って、布勢の頭を背後から殴りました。ネルラを置き去りにした過ちを、やっと償う気になったんです」と供述、幸太郎には「あなたに弁護は頼みません」と伝え、「卑怯な私のことは忘れて、幸太郎さんと幸せになってください」と言い残す考、「本当にあの人が…?」と疑う黒川の姿が続く。 そして、“最終章突入”の文字と共に「どう考えたって私なのよ…」と話すネルラ、それを複雑そうに見つめる幸太郎、「本当に君が人を殺していたとしたら、法律家として、夫として、どうしたらいいの」とこぼす幸太郎の様子が映し出される。 また、「お世話になりました」と退職届を提出するネルラ。黒川は「もう真犯人の目星はついてます」と言い、臼井(小松和重)は幸太郎へ「そんな検事魂、とっとと捨てろ!そして、あの家族から離れろ」と声を掛ける。 最後には「私たちはおしまいね」と伝えるネルラ、「自分で真相を突き止めようと思う」とネルラを抱きしめる幸太郎に「そうすると思ってた」と返すネルラ、「そうしなければならない理由が、犯人にあった」と何かに気付き驚きの表情を浮かべる幸太郎の姿が切り取られている。 第8話放送を前に、予告動画には「みんな幸せになって」「気になる!」「演者さんたちの目に圧倒される」「本当に上質なドラマ」「不安で仕方ない…」といった声などがあがり話題となっている。 「しあわせな結婚」第8話は、9月4日(木)夜9:00よりテレビ朝日系にて放送。

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