自宅で大麻を所持したとして逮捕された俳優の清水尋也(ひろや)容疑者(26)が、「今年に入ってから月に数回のペースで大麻を吸うようになった」と供述していることが捜査関係者への取材で判明した。警視庁薬物銃器対策課は常習的に大麻を使用したとみて調べている。 捜査関係者によると、清水容疑者は大麻の使用を始めた経緯を「20歳の時に語学留学先の米国で招待されたホームパーティーで吸った」と供述。日本で吸い始めたのは21~22歳で「米国で初めて吸った時の高揚感、リラックス感を味わいたかった」と説明し、「収入が増えた24歳ごろから吸う量が増えた」とも話しているという。 警視庁は、3日の家宅捜索の時に自宅で乾燥大麻約0・4グラムを所持していたとして、清水容疑者と同居の20代女性を麻薬取締法違反(共同所持)の疑いで再逮捕した。2人は容疑を認めているという。大麻の入手経路について清水容疑者は「言えません」としているという。 警視庁は3日、自宅で大麻を所持したとして2人を逮捕。4日、2人を二つの容疑で送検した。【長屋美乃里】