去年11月、千葉県野田市の住宅に侵入し、ショルダーバッグなどおよそ140万円相当を盗んだとして実行役や指示役など4人が逮捕された事件で、新たに飲食店従業員の女が逮捕されました。 窃盗などの疑いで逮捕されたのは、東京・板橋区の飲食店従業員で、当時19歳の女です。 女は共謀のうえ、去年11月、野田市の住宅に寝室の窓ガラスを割って侵入し、ショルダーバッグや腕時計などおよそ140万円相当を盗んだ疑いがもたれています。 この事件をめぐってはこれまでに、実行役で当時高校生の男2人と指示役の無職の男(20)、リクルーター役のフィリピン国籍の男(19)の4人がすでに逮捕されています。 警察によりますと、女は住所など空き巣に関する情報を提供する仲介役で、SNSや匿名性の高い通信アプリ「シグナル」を使って指示役の無職の男に情報を提供していたということです。 警察は女の認否については明らかにしていませんが、女に指示した上役がいるとみて、実態解明を進めています。