男子中学生をひき逃げか 歯科衛生士の女を逮捕 一度「大丈夫?」と声かけるも立ち去る

信号のない交差点で、自転車に乗っていた14歳の男子中学生がひき逃げされた事件で、警察は25歳の歯科衛生士の女を逮捕しました。 過失運転傷害などの疑いで逮捕されたのは、兵庫県相生市の歯科衛生士の女(25歳)です。 警察によりますと、女は今月3日午前8時前、兵庫県太子町の信号のない交差点で、乗用車を運転中、自転車に乗っていた男子中学生(14)をはねたにもかかわらず、救護することなく立ち去るなどした疑いが持たれています。 この事故で、男子中学生は右肋骨を打撲したり腰の骨を捻挫したりするなどの軽いけがをしました。 事故後に女は、男子中学生に「大丈夫?」と声をかけるも、男子中学生が「大丈夫です」と返答すると、警察に通報することなく、立ち去ったということです。 その後、男子中学生の母親が「子どもが事故にあった」と警察に通報し、発覚しました。 目撃者の証言や防犯カメラの捜査などから、女の車を特定。 女は取り調べに「男の子が『大丈夫』と返答したのでもういいだろうと思い、現場を立ち去りました」と容疑を認めているということです。 女は友人の家から自宅に帰る途中だったということで、警察は当時の状況を調べています。

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