89歳の男を強盗容疑で逮捕 タクシー運転手を殴り「殺すぞ」と脅迫 運賃支払わなかった疑い「殴っていない」と容疑否認 広島

広島県江田島市で6日未明、タクシー運転手の顔を殴って脅迫し、運賃を支払わず逃走したとして89歳の男が逮捕されました。 強盗の疑いで逮捕されたのは、自称・住所不定の無職の男(89)です。 警察によりますと、男は5日午後10時10分ごろ、広島市松原町の路上でタクシーに乗車。約2時間半後の6日午前0時事40分ごろ、江田島市沖美町三吉の三高旅客ターミナルに停車したタクシー内で、乗車運賃を支払わないことについて「警察を呼ぶ」と言ったタクシー運転手の男性(64)の顔面を拳で殴り「殺すぞ」と言って脅迫した上、逃走して乗車運賃2万8730円を支払わなかった疑いがもたれています。 運転手の男性にけがはありませんでした。 警察の調べに対して男は「タクシーに乗ったことは間違いないが、運転手は殴っていない」と容疑を否認しているということです。 運転手の男性が110番通報し、事件が発覚。警察は強盗事件として男の行方を追っていましたが、6日午前10時20分ごろにターミナルから400mほど離れた路上で歩いていた男を見つけ、その後午後5時すぎに逮捕したということです。 逮捕時、男は身元を証明するものを持っておらず所持金は4453円だったということで、警察が事件のいきさつを調べています。

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