松本潤が主演を務める、TBS系日曜劇場『19番目のカルテ』(毎週日曜 後9:00)の最終回が、7日に放送された。麻薬取締法違反容疑で警視庁に逮捕された鹿山慶太役・清水尋也容疑者の出演シーンは全カットされた。 本作は、病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる19番目の新領域・総合診療医を描く新しいヒューマン医療エンターテインメント。主演を務める松本は、キャリア30年目にして自身初となる医師役に挑戦した。 主演の松本は、きのう6日の『情報7daysニュースキャスター』(毎週土曜 後10:00)に生出演し、最終回について「(清水容疑者の)出演シーンはすべてカットして、つなぎ直して編集を全部し直して、なんとかストーリーがつじつまが合うように再編集して、ようやく放送できる状況になっています」と説明していた。 最終回は、徳重(松本潤)の目の前で赤池(田中泯)が倒れた。赤池がバッド・キアリ症候群という難病を患い、心不全を起こしていることを見抜いた徳重は、魚虎総合病院に緊急搬送する。茶屋坂心(ファーストサマーウイカ)のオペにより一命を取り留めたものの、抜本的治療となる肝移植を行わなければ赤池の余命は一ヶ月程であるという残酷な診断が下される。 しかし、赤池は以降の治療を拒否。そして赤池の治療を願う徳重に対し、あろうことか「これから一言も喋らない」と宣言する。問診を武器とする総合診療医にとって、沈黙は何よりの痛手…。滝野(小芝風花)は赤池の本意がわからず苦悩するが、一方の徳重は冷静に動き始めていて…という展開が描かれた。 既報の通り、清水容疑者の出演シーンは全カットされた。視聴者からは「タイトルバック、本当だったら鹿山もいたのかな…」「見事に存在がない。本当にもったいないことをしたな」「清水尋也くんが最初から出てなかったかのように編集されててすごい(笑)けど、やっぱり寂しいなぁ…最終回でも同期3人組のシーン見たかった」「清水くんほんともったいない…とても良い俳優さんなのに…編集大変だったろうな…」などの声が寄せられている。