通院日数19日→26日に“水増し” 保険金40万円を詐取か 整骨院グループ代表ら2人を逮捕

患者の通院日数を水増しした書面を提出し、保険会社から保険金をだまし取ったとして、整骨院グループ代表の男ら2人が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、整骨院グループ会社の代表で福岡市早良区の松尾和則容疑者(45)と、沖縄県の柔道整復師、田仲智美容疑者(38)です。 警察によりますと、松尾容疑者と田仲容疑者はおととし12月ごろ、田仲容疑者が従業員として働く沖縄県の整骨院で患者の通院日数を水増しし、保険会社から40万円余りをだまし取った疑いがもたれています。 患者の通院日数は実際には19日でしたが、整骨院を管理する松尾容疑者が指示を出し、26日通院したとするウソの施術証明書と明細書を、田仲容疑者が保険会社に提出したとみられています。 保険会社が沖縄県警に通報し、福岡県警が合同で捜査をしていました。 警察は2人の認否を明らかにしていませんが、グループのほかの店舗でも同様の詐欺が行われていた疑いがあるとみて、警察が調べています。

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