教員らが、児童の盗撮画像をSNSのグループに共有していたとされる事件で名古屋市の小学校教諭の男らが女子児童7人のリコーダーに体液をつけたなどとして再逮捕されました。 器物損壊などの疑いで、再逮捕されたのは、児童の盗撮画像などを共有する教員同士のSNSグループを管理していた、名古屋市の小学校教諭森山勇二容疑者(42)です。 警察によりますと、森山容疑者は、去年10月ごろから今年5月ごろにかけ、自宅で女子児童7人のリコーダーに体液をつけたほか、今年6月、性的好奇心を満たす目的で着替え中の女子児童が写った写真データを所持した疑いがもたれています。 森山容疑者は8月20日、接見した教育委員会の担当者に対し「子ども、職員の仲間に迷惑をかけてしまい、非常に申し訳なく思っています」などと話していたということです。 また、横浜市の小学校教諭小瀬村史也容疑者(37)は去年、神奈川県内で女子児童にわいせつな行為をしたなどの疑いで再逮捕されました。 警察は、2人の認否を明らかにしていませんが、いずれも今回が3回目の逮捕で、それぞれ性的撮影処罰法違反などの罪ですでに起訴されています。 事件をめぐっては、これまでにグループのメンバー4人が逮捕されていて、警察は残るメンバーについても捜査を進めています。