ことし4月、青森市の国道交差点で酒気帯び状態で赤信号を無視し、2人を死傷させた事故を起こしたとして逮捕された男が起訴されました。 男は飲酒後に鶴田町から運転していたことが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。 起訴されたのは、鶴田町鶴田の無職長内良被告24歳です。 長内被告は、ことし4月青森市野内の国道4号交差点で酒気帯び状態で乗用車を運転し、赤信号を無視してトラックとぶつかり2人を死傷させたとして、危険運転致死傷などの罪に問われています。 長内被告の車は時速56キロから59キロで交差点に進入したということです。 この事故で助手席に乗っていた八戸市沢里の岩舘まゆきさん当時23歳が亡くなり、トラックを運転していた男性が大けがをしました。 捜査関係者によりますと、長内被告の血液からは基準値の倍以上のアルコールが検出されています。 また長内被告はバーベキューで飲酒し、鶴田町から運転して青森市で事故を起こしたことが新たに分かりました。 事故では長内被告自身も意識不明となり退院後に逮捕されましたが、その後、処分保留で釈放されていました。