チョコプラ「素人はSNSやるな」発言の収まらぬ波紋…SNSでは「不買宣言」まで、危惧される“降板ドミノ”の可能性

9月10日、お笑いコンビ「チョコプラ」ことチョコレートプラネットの松尾駿が、YouTubeチャンネル「チョコプラのウラ」で配信した動画での発言について、SNSでは賛否両論が飛びかっている。 「現在は非公開となっていますが、アインシュタイン・稲田直樹さんのInstagram不正アクセス事件についての話題を取り上げていた動画です。松尾さんは『俺がずっと提唱している、誹謗中傷に関してだけど、芸能人とかアスリートとか、そういう人以外、SNSをやるなって。素人が何、発信してんだって、ずっと思ってるの。そんなもんは』と発言しました。この『素人はSNSをやるな』が、批判を浴びているんです」(芸能記者) 9月5日、稲田のInstagramアカウントを乗っ取った疑いで、32歳の男が逮捕された。2024年7月には、稲田のアカウントから一般女性に不適切な画像を要求するDMが送りつけられた、と暴露系YouTuberが配信し、騒動になっていた。当時は稲田への誹謗中傷もあったが、正式に乗っ取り被害が明らかになったことで、稲田の身の潔白が証明された形だ。 この事件への怒りからか、極端ともいえる発言に走ってしまった松尾。彼の「素人はSNSをやるな」発言に対し、Xでは《上から目線で偉そうにするな》《もうコイツらは絶対許さない》などの声があがっている。なかには、チョコプラが出演するCMを列挙し、Xで《チョコプラ関連は不買する。》と宣言するアカウントも続出している状態だ。 「チョコプラの2人は、さまざまな持ちネタやキャラクターを武器に、幅広い世代の支持を受けています。現在は、数多くの番組でMCやレギュラーを務め、大手企業のCMにも複数、出演しています。 なかでも松尾さんは芸能人の友人が多く、稲田さんもそのひとり。さまざまな飲み会やイベントに顔を出しているようですが、そうしたなかで芸人仲間に対し“過度な連帯感”が芽生えてしまったのかもしれません」(お笑いライター) 現在、くすぶっている不買運動は、どの程度、彼らに影響を及ぼすのだろうか。広告代理店関係者が明かす。 「今回の件について、所属事務所もチョコプラの2人も、いまだにコメントを出していません。9月16日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)にチョコプラが生出演した際も、炎上についてはとくに発言はありませんでした。 彼らをCMに起用している企業についていえば、いまは世間の声や様子を静観している段階だと思われます。批判が日を追うごとに高まり、もし1社でもCMから降板させたとあれば、ほかの企業もそれに続くでしょう。いわゆる“降板ドミノ”が起こる可能性もゼロではありません。早急な対応が求められると思います」 これ以上、チョコプラに批判が集まるのは、稲田も本意ではないはずだ。

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