千葉市中央区の市道で6日夜、道路を横断中だった男性(63)がオートバイにはねられ死亡した事故で、千葉中央署は17日、オートバイを運転していた少年(17)を飲酒運転だった疑いが強まったとして自動車運転処罰法違反(危険運転致死)容疑で逮捕した。 逮捕されたのは四街道市の建設作業員の少年。同署は道交法違反(酒酔い運転同乗)容疑で、オートバイに同乗していた高校生の少年(17)=千葉市稲毛区=も逮捕した。 建設作業員の逮捕容疑は6日午後10時45分ごろ、千葉市中央区椿森1の市道で、酒に酔った状態でオートバイを運転し、道路を横断中の男性と衝突して死なせた疑い。高校生はこの時、建設作業員が飲酒運転していると知りながら、同乗した疑いがある。 同署によると、建設作業員は容疑を認め、高校生は「一緒に飲んでいたので飲酒運転と分かっていたが、乗せてくれとは頼んでいない」と供述している。JR千葉駅(同区)近くの居酒屋で飲酒していたという。未成年に酒を提供した店についても詳しく調べる。 (大村慧)