解体工事現場から盗まれた金属廃棄物を「盗品と知りながら」買い取ったか 坂井市の金属買取会社の経営者と従業員を逮捕

解体工事の現場から盗まれた金属廃棄物を、盗品と知りながら買い取ったとして、坂井市の金属買取会社の経営者と従業員が逮捕されました。 18日、坂井市の金属買取会社に入っていくのは県警の捜査員。 この会社が、盗品と知りながら金属廃棄物を買い取っている疑いが強まったとして、強制捜査に乗り出したのです。 県警は、経営者で中国籍の于長双容疑者(36)と、従業員の王立岩容疑者(31)を盗品等有償譲受などの疑いで逮捕しました。 調べによりますと2人は、2024年11月、富山県の旅館の解体工事現場から盗まれた真ちゅうおよそ163キロを、盗品と知りながら買い取った疑いです。 福井県など、北陸3県の解体工事現場で金属窃盗を繰り返したとして、すでに逮捕されているベトナム人容疑者の取り調べで2人の関与がわかったもので、警察は2人の認否を明らかにしていません。 警察では、2人が100回以上にわたってベトナム人窃盗グループから金属廃棄物およそ20トン、2370万円相当を買い取っていたとみて調べを進めています。

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