サントリー新浪前会長は、なぜ「無罪推定」の段階で辞任したのか?

「まだ有罪と決まったわけじゃないのに、なぜ辞めるのか?」 そう首をかしげた読者もいたのではないでしょうか。 9月1日、サントリーの新浪剛史前会長が突然の辞任を発表しました。発端は、海外から送付されたサプリメントに大麻成分THCが含まれていたとして警察が捜査を開始したこと。本人は「違法性の認識はなかった」としていますが、取締役会は「認識不足という行為そのものが会長職に堪えない」と判断しました。 捜査はまだ進行中。起訴も判決も下っていません。刑事法の原則でいえば「無罪推定」の段階です。それでもなぜ、経営トップは早々に職を退いたのでしょうか。

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