<1分で解説>偽造教員免許提出の疑いで66歳男性逮捕 なぜ発覚?

中学校の補助教員採用の際に偽造された教員免許状の写しを提出したとして、福岡県須恵町(すえまち)の町立中補助教員の男(66)が警察に逮捕されました。男は過去に児童買春容疑で逮捕され、教員免許が失効していました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「教員免許偽造容疑で男逮捕」を解説します。 Q 偽造教員免許って聞いたよ。どんな事件なの? A 福岡県須恵町立須恵中の補助教員、近藤正仁容疑者が、採用の際に偽造された教員免許状の写しを提出したとして、偽造有印公文書行使容疑で福岡県警に逮捕されました。 Q 近藤容疑者は前にも問題があったの? A 2005年に児童買春の疑いで逮捕され、有罪判決確定で教員免許を失効し、その後も免許失効を隠して他県の学校で働いていたとみられています。 Q 教育委員会はどんな対応をしたの? A 補助教員は教員免許がなくても採用可能ですが、町教育委員会は採用条件で教員免許を必要としていました。しかし、採用時に原本を確認せず写しだけでチェックしていたため、偽造を見抜けませんでした。 Q どうして偽造がばれたの? A 女子生徒への不適切な発言を保護者が知り、「免許を持たないのではないか」と学校に指摘したことがきっかけでした。

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