大阪府警は14日、大阪・関西万博の184日間の期間中、会場やその周辺で警戒にあたる「会場警察隊」の事件・事故などの取扱件数が約2870件(速報値)だったと明らかにした。 同隊は14日昼までの活動で警戒を終えたという。 万博対策課によると、2870件のうちミャクミャクを含む万博グッズの万引きなど「事件関係」が約980件で、最多だった。 次いで多かったのが、異臭の通報や火災報知機の誤作動などの「その他」で約590件。口論などの「トラブル」が約470件、事故などの「交通」事案が約440件、迷子の「保護」などが約390件と続いた。 石崎信行課長は「逮捕事案などはあったが、テロや大規模なサイバー攻撃などはなく、平穏に終えることができた」と振り返った。(岡田真実)