他人名義のクレカで高額ポケカ購入 窃盗容疑などで24歳男再逮捕 5千万円被害か

他人名義のクレジットカード情報を使用し、トレーディングカードを不正に購入したとして、警視庁犯罪収益対策課は、私電磁的記録不正作出・同供用と窃盗などの疑いで、栃木県栃木市の自称物販業、中沢友来容疑者(24)を再逮捕した。トレカを転売して利益を得ていたとみられ、6年3月~7年9月で約5千万円の被害があったとみて、全容解明を進めている。 再逮捕容疑は何者かと共謀し、令和7年3月、他人名義のクレカ情報を使い、通販サイトで「ポケモンカード」4枚(販売価格約163万円)を不正購入するなどしたとしている。 犯収課によると、中沢容疑者は不正に入手した他人の個人情報を基に、クレカ会社に連絡して、利用限度額を引き上げ、連絡先の電話番号を変更。クレカ会社から本来の所有者への連絡を絶つ狙いがあったみられる。 警視庁は9月、同様の手口でトレカを不正購入したとして中沢容疑者を逮捕。関係先の捜索で、トレカ数千枚や携帯電話などを押収している。

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