「パパ活」で出会った少女にわいせつな行為をしたとして、逮捕・起訴された大阪府警の警視の男が、これまでに11人の少女にわいせつな行為をしていたとみられることがわかりました。 大阪府警生活安全特別捜査隊の警視、辻本浩嗣被告(53)は、今年6月から7月にかけて、カラオケ店の個室で、10代の少女2人の体を触るなどした罪に問われています。 辻本被告は1万円ほどの現金を渡してパパ活目的で少女らと会っていましたが、その後の警察への取材で、これまでに11人の少女にわいせつな行為をしていたとみられることがわかりました。 調べに対し、「犯罪とわかっていたが欲望に負け、強い刺激を求め、同じ行為を続けてしまった」と話しているということです。大阪府警は、16日付けで免職の懲戒処分とし、ほかの事件については被害者が特定できないなどとして立件を見送る方針です。