驚きのUAE3部移籍は「金目当てではない」 元イングランド代表の33歳MFが明かす理由は?

元イングランド代表MFジョンジョ・シェルヴェイがUAE3部移籍に理由を明らかにした。イギリス『BBC』が報じている。 かつてはリヴァプールやニューカッスルでプレーしたほか、イングランド代表としても6キャップのシェルヴェイ。プレミアリーグ通算でも278試合の出場数を誇る実力者はトルコでの海外挑戦を挟み、2025年1月からチャンピオンシップのバーンリーでプレーしていた。 そんな33歳MFは9月にUAE3部リーグに属するアラビアン・ファルコンズにフリー移籍。驚きの移籍先として話題をさらった。 金目当ての移籍との見方が占めたが、「『彼は金のためにあそこに行った』という話を目にしたけど、『金? UAE3部リーグにそんな金があるわけがない』と思っている」と語り、移籍の真相を語る。 「このリーグの標準的な選手年俸は月2000ポンド程度だ。自分がキャリアを通して稼いできた金額と比べたら、まったく大したことではない。兄のほうがロンドンのホテルで働いてもっと稼いでいる。だから、金目当てでここに来たわけではない」 「今は幸せだし、満足しているよ。今はとにかくサッカーを楽しみたいと思っているんだ。朝起きて、自分の仕事を楽しみ、家族との時間を大切にしたい。正直、子供にイングランドで育ってほしくなかった」 「イギリスのいい地域で過ごせたのは幸運だったけど、僕の出身地はもともといいものを手に入れられないというのが僕の考えだ。もうロンドンでは時計を着けない。携帯電話を持ち歩くのでさえ、僕の考えでは許されないこと」 また、「自分は政治のニュースを追うタイプではない。でも、実際に起こっている出来事を目にすることがある。ツイートしただけで逮捕される人や、『国を取り戻せ』というスローガンを掲げる人の姿も目にする」と続けた。 「僕はここでそのような問題についてコメントするつもりはない。自分にはその能力がないし、続けていればトラブルに巻き込まれるだけだからね。ただ、イギリスが10~15年前とはもはや同じ国ではないと感じているんだ」

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