ニセの「事業譲渡証明書」で2億5000万円詐取か 3人逮捕

太陽光発電のニセの「事業譲渡証明書」を作って、福岡市の会社から2億5000万円をだまし取ったとして16日、男3人が逮捕されました。 警察によりますと、有印私文書偽造などの疑いで逮捕された東京都町田市高山英明容疑者(64)ら男3人は、おととし6月当時、仲介会社として栃木県内の太陽光発電の権利などの譲渡を仲介する中で、偽造した印鑑を使ってニセの「事業譲渡証明書」を作成。 すでに破談になっていた契約を成立したように装い、福岡市内の会社から2億5000万円を銀行口座に送金させ、だまし取った疑いがもたれています。 証明書の原本が送られず、不審に思った会社が高山容疑者に確認したところ、書類を偽造したことなどを自ら話し、事件が発覚しました。 その後、警察が調べを進め、16日に逮捕しました。 警察は、3人の認否を明らかにしていません。 だまし取った金のほとんどは、高山容疑者が当時社長を務めていた仲介会社の債務の支払いなどに充てられていたということです。

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