大阪・守口市「市民保健センター」の贈収賄事件 約30件の工事契約で便宜はかったか

大阪府守口市の市民保健センターの修繕工事をめぐる贈収賄事件で、逮捕された職員が便宜をはかったとみられる工事の契約が、約30件あることが分かりました。 警察によりますと、守口市健康推進課参事の安田大輔容疑者(47)は、去年9月から今年4月にかけて、市民保健センターの修繕工事に関する随意契約で建築会社に便宜をはかった見返りに電動自転車など7点を受け取った疑いで逮捕・送検されました。 安田容疑者は当時課長として随意契約先を選定する立場にあり、贈賄の疑いで逮捕された矢野勝久容疑者(38)が代表を務める建築会社と約30件の工事を契約していたことが警察への取材であらたにわかりました。 警察は安田容疑者がすべての契約で便宜を図っていたとみていて、契約金額は計約1200万円になるということです。

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