3人の子どもに熱くなったライターの金属部分を押し当ててけがをさせたとして、大分県警別府署は21日、職業不詳の父親（31）=別府市=を傷害容疑で逮捕し、発表した。「やっていない」と容疑を否認しているという。 署によると、父親は9月15日ごろ、自宅で小学生の男児（8）と幼稚園の女児（6）、保育園の男児（4）に対して、熱くなったライターの金属部分を足や手に押しつけ、それぞれ9日間のやけどを負わせた疑いがある。 9月中旬に県の中央児童相談所から情報提供があり、子どもや母親らから話を聞くなどしていた。2024年4月にも父親が虐待しているおそれがあるとして、中央児童相談所が県警に情報提供していたという。 県こども・家庭支援課によると、現在、3人の子どもたちは、安全を確保するため家庭から離れて生活しているという。（大村久）