韓国 きょうのニュース(10月21日)

◇カカオ創業者に無罪判決 SMエンタの株価操作疑惑 韓国大手芸能事務所「SMエンタテインメント」の株価を不正につり上げたとして資本市場法違反の罪に問われたIT大手「カカオ」の創業者で経営刷新委員長の金範洙(キム・ボムス)被告の判決公判が21日、ソウル南部地裁であり、地裁は無罪(求刑・懲役15年)を言い渡した。起訴状などによると金被告は2023年2月、SMエンタの経営権を巡り対立する総合エンターテインメント企業HYBE(ハイブ)による株式公開買い付け(TOB)を妨害するため、SMエンタの株価をつり上げてHYBEが提示した買収価格を上回るよう操作したとされる。 ◇尹前大統領 追起訴の3回目公判に出席せず 特別検察官が尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領を特殊公務執行妨害などの罪で追起訴した事件の3回目の公判が21日、ソウル中央地裁で開かれたが、尹氏は出廷しなかった。尹被告が同事件の公判を欠席したのは10日、17日に続き3回目。尹氏は7月10日に再逮捕された後、内乱首謀罪などに問われた裁判には15回連続で出廷せず、先月26日に開かれた追起訴の初公判と保釈請求に関する審問には姿を見せた。 ◇カンボジアで拷問死の韓国人大学生 遺骨が遺族の元に カンボジアの犯罪組織に拉致され、拷問された末に死亡した韓国人大学生の遺骨が21日、慶北警察庁で遺族に引き渡された。この大学生は7月17日に家族に「博覧会に行く」と伝えてカンボジアに渡航。現地の犯罪組織に監禁されて拷問を受け、8月8日に山中に止められた車の中で遺体が発見された。 ◇ソウル都心のオフィスビルで火災 1時間半後に鎮火 21日午前9時45分ごろ、ソウル都心のオフィスビル、ソウルセンタービルで火災が発生した。火は消防当局によって約1時間半後に消し止められた。消防当局によると、火災は改装工事が行われていた3階で発生した。人的被害はなかったが計125人が避難した。煙で外に出られず、屋上に避難した14人は消防当局に救助された。

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